ふくのう

interview先輩インタビュー

#02

自然と触れ合う仕事にあこがれ、
大学職員から農家へ転身

福島県福島市 株式会社つながるファーム
永山 一樹さん
(福島県出身)

漠然とした思いはずっと前から抱いていた。「自然と触れ合うような仕事がしたかった。外で仕事をしている方が向いているのではないかと思っていた」。大学卒業以来、10年以上続けてきた国立大学の事務職を退職し、2019年春から農業法人『つながるファーム』の社員として、長ネギの栽培に従事している。
農業に興味を持ち始めたのは、福島県猪苗代町の国立磐梯青少年交流の家赴任がきっかけ。業務の中で、自然と触れ合う魅力を肌で感じ、本格的に農業への道を模索するようになった。福島県の野菜に心ひかれたのも理由の一つ。「直売所で買った野菜や、近所からおすそ分けでもらった野菜がとてもおいしかったのを今でも覚えている」。いつしか、そんなおいしい野菜を自分も作ってみたいと考えるようになったという。
「福島県はどこの農家さんも人手が足りない。逆に、農業経験のない自分にもチャンスがあるフィールドだと思った」。福島県を活躍の場に選んだ理由について、永山さんはこのように回顧する。

「農業は思っていたより色々な仕事がある。種まきから始まり、野菜を育てて収穫して、出荷の準備をして配達をして-。それだけやりがいも多い。農業を始めてよかった」。福島県の豊かな自然に触れながら生活できるのも、農業の醍醐味だ。「朝の涼しい時間に仕事をはじめ、夕日沈むのを見届けて仕事を終える生活がとてもすがすがしい」。こう語る永山さんのにこやかな表情が、日々の充実感を如実に物語っている。
ゆくゆくは独立就農をして、農業法人を立ち上げるつもりだ。世間が抱く、農業の3K(きつい、汚い、危険)のイメージを払しょくすることが目標。「『つながるファーム』のような、楽しく農業ができる環境を作りたい。それまでは修行のつもりで、いろいろなことを経験していきたい」。